築30年以上経った賃貸マンション。
借り手がなかなかつかず、空室のまま長い間ほったらかしでした。

予算は90万と決まっているので、

• 生活に支障をきたすので、必ずやらなければいけないところ。
• 生活に支障がない程度に補修で済ませるところ。
• 生活に支障はないが、直したいところ。

の順序で工事項目をピックアップ。
2番までで予算を軽くオーバーしてしまいました。

ここで安い量産品を使ってしまうと、我々が存在している意味がありません。
忘れてはならないのがリフォームのコンセプト。
オーナー様からは「とにかく借主が見つかるようなかっこいい部屋」とご希望をいただいているので、 新築でもありえない個性的な部屋を予算内でご提案。
それが「モダンチャイニーズな部屋」です。

このようにお客様の予算やご希望からコンセプト、仕様内容を決定していくのが、インテリアコーディネートリフォームの楽しいところです。

before

after

築20年以上経った賃貸マンション。
ショッピングモールに歩いていける距離に立地し、街中までも車で5分と条件は最高の物件。
設備が古いのと昔ながらの間取りが敬遠されて、空部屋が目立っていました。
3部屋空いたのを機に、3部屋まとめてリフォーム。

「とにかく空きがない部屋にしたい」と言うオーナー様のご要望で、住む人が楽しく、自分のお気に入りのスタイルで過ごせる部屋作りをご提案。
それが“住む人の個性で住まいを変える”というコンセプトの基礎となりました。

予算は一部屋350万円、合計1050万円。
予算の都合上ユニットバスには手を入れず他の全てに手を加えてのリフォーム、もはやリノベーション（*renovate/刷新する; 修繕する; 回復させる）といえる大規模工事となりました。

3部屋ごとにコンセプトを設け、カラーリング、素材、商品を吟味。
プランニングボードでの提案で、全ての部屋の了承いただきました。
予算よりもかなり安く仕上げることも出来ました。

plan写真

before

after

築20年以上経ったマンション。
2部屋合計120㎡の空間をお使いでしたが、設備が古いのと間取りが使いにくいとの事で、スケルトンからのリノベーションを行いました。

ご夫婦、お子様二人（男女）の仲良し四人家族。
それぞれのプライベートは保ちつつ、皆で集まれるスペースがほしいとの事なので、“教会を中心としたヨーロッパの地方都市”をコンセプトにプランニングしていきました。

• 仕事が忙しい旦那様のお部屋とクローゼットを玄関からスルーで入れる場所に
• 生活時間が異なるので、洗面所が2つほしい
• 木をたくさん使い、森林浴をしているような部屋にしてほしい
• ユニットバスはとにかく大きく
• 大きなキッチンがほしい

等々、お客様のご要望をお伺いし、図面に盛り込んでいきます。

予算は1000万円。
プランニングボードで仕様を決定しつつ、工事中にお客様と打合せしている中でより面白いアイデアが生まれてきたので、数々の変更を行いながら、工程内で無事に引渡し完了。
オーナー様にも大変ご満足いただけて、当社社員、職人一同、感無量の楽しい工事でした。

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